Wi-Fiよりも有線LAN、インターネット高速化

無線LANは今やパソコンだけの機能ではなく、ほとんどのスマートフォンやゲーム機に搭載されるほど、普及しています。
無線LANとは簡単に言うと、Wi-Fi接続を意味します。一昔前までは、無線LANと呼ばれる事が一般的でしたが、
2008年ぐらいから徐々にWi-Fiと呼ばれるようになりました。
Wi-Fiと無線LANは厳密に言うと意味は異なるのですが、一般的にはWi-Fiと無線LANはほぼ同義語として利用されています。

しかし、NURO光のような高速回線の速度を出来る限り引き出すために、Wi-Fiの利用はあまりお勧めできません。
最近の技術の向上でWi-Fiの速度は大幅に上がりましたが、やはり有線LANと比べると損失も高くインターネットの通信速度が
低下する可能性があります。

Wi-Fiと有線LANの最大速度

Wi-Fiと有線LANはそれぞれ理論上の最大速度が決まっています。

Wi-Fiの通信速度

Wi-Fiの最大通信速度は利用している機器の規格によって異なります。
現在、通信速度が高速とされている規格がIEEE802.11nIEEE802.11acと呼ばれる規格があります。
単純に最後のアルファベットだけ取って “n”“ac” と呼んでの構いません。
nやacの他にも、a、g、bが存在しますが、大幅に速度が遅くなります。

現在製品化されている無線LANルーターの最大速度

Wi-Fi規格 最大速度
ac 1300Mbps (1.3Gbps)
n 450Mbps (0.45Gbps)
a 54Mbps (0.05Gbps)
g 54Mbps (0.05Gbps)
b 11Mbps (0.01Gbps)

※上記は製品として出回っている機種の最大速度です。
規格上の最大速度としてはIEEE802.11ac:6Gbps、 IEEE802.11n:600Mbpsとなります。

Wi-Fi規格 ac であれば、有線LANよりも最大速度が高速となりますが、ネットワーク機器がまだまだ高価である欠点があります。
Buffaloの最大13000Mbpsの無線LANルーターでも約2万円以上の価格となっています。

また、ac は対応しているパソコンなどが少ないため、特別に無線子機を接続する必要が出てきます。
無線子機も当然 ac に対応している高価な機種が必要なので、さらに5千円から1万円ほど必要になります。
しかも、ゲーム機などには接続できない場合が多いです。

有線LANでの最大速度

現在主流の有線LANの速度は1Gbps (1000Mbps)です。
また、少し古いパソコンなどであれば、100Mbpsしか対応していない場合もあります。
その場合、USBの1Gbps対応の有線LANアダプタが1000円前後でも購入できるので増設する事をお勧めします。

ちなみに数万円だして、高価な10Gbps対応の有線LANアダプタを購入する事も出来ますが、
値段が高すぎる上に、ネットワーク機器側が1Gbpsまでしか対応していないので意味が無いです。

そのため、一般的には有線LANでの最大通信速度は1Gbps(1000Mbps)となります。

Wi-Fiは損失が大きい

それでは、なぜ具体的にWi-Fiよりも有線LANの方が速度が出やすいのが説明していきます。
例え、Wi-Fiで最新のac規格対応の無線LAN環境を整えたとしても、やはり損失が大きいため、
有線LANよりも速度が低下する可能性が高いのです。

電子レンジや電化製品からの影響

家庭で一般的に使われている電化製品はWi-Fiと同じく電波を発しています。
この電波がノイズを引き起こし速度を低下させる要因となっています。

特に電子レンジが発する電波はWi-Fiで広く利用されている周波数帯と似ているため、
影響が大きくなります。
環境にも寄りますが、「電子レンジを使っている間だけインターネットが切断される」なんて事も起こりえます。

距離による影響

Wi-Fiは物理的に線がつながっていないので、アクセスポイントとの距離が遠くなると、
距離による損失が発生します。

つまり、パソコンを無線LANルーターが置いてある部屋とは別の部屋で使っていると距離が遠いので速度低下が起こります。

コンクリート製の壁に弱い

コンクリートはWi-Fiの電波を跳ね返してしまう性質を持っています。
鉄筋コンクリート製の自宅の場合、同じ家の中であっても、階が違うだけでコンクリートが使われている場合もあります。

そのため、速度が遅くなったり、最悪接続できない場合もあります。

Wi-Fiは上下に電波が届きにくい

木造のご自宅であっても、階が違うと言う理由だけで接続が安定しない事があります。
Wi-Fiの電波であるIEEE802.11規格の無線LAN電波は横方向に電波が通っても、
縦方向に電波が通りにくい性質があります。

例えば、1階に無線LANルーターを置いていて、2階でパソコンを使っていると、速度低下の原因となってしまいます。

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