NURO光の最大2Gbpsの限界・本当は最大1Gbps?

インターネットの通信速度で、通信上の損失が発生するために、理論上の最大速度と、実際の速度が異なるのは大きく知られている事ですが、
NURO光の場合、この損失だけが問題では無く、決定的な技術的制限が設けられています。

他社の回線であれば、NURO光ほど通信速度が速く無いので、この制限は問題にならないのですがNURO光は少し状況が異なります。

それは、宅内機器の規格上の最大通信速度です。

ネットワーク上の速度は、頻繁に川の流れに例えられる事があります。
例えば、いくら流れの激しい川だとしても、川の一部の川幅を工事で狭くしてしまったら、その場所で水の流れがせき止められてしまい、
流れるスピードは落ちてしまいます。

同じ事がネットワーク上の通信にも起こりえます。
例えば、現在主流になっている有線LANアダプターの最大速度は1Gbpsです。

ネットワークの通信速度は一番遅い部分の速度が全体の最大速度を左右してしまうため
、NURO光の回線の最大速度が2Gbpsであっても、
1Gbpsのネットワーク機器を使っていれば、そこでスピードが最大1Gbpsまで落ち込んでしまうのです。

仮に、パソコンやLANケーブルなどのすべての周辺機器の問題を解決できたとしても、So-netから提供されているルーターのLANポートが、
1Gbpsにしか対応していないので、結局は最大1Gbpsまで速度が落ち込んでしまいます。
このSo-net提供のルーターは自分で変更する事はできません。

他社の光の場合、どんなに速くても回線側の速度は最大1Gbpsなので、ネットワーク機器も現行のままで、
問題ありませんが、最大速度が大幅に上がったNURO光の場合、このように通信の無駄が生まれてしまうのです。

また、無線LAN (Wi-FI)接続をしても同様で、市販されている無線LANルーターで最大2Gbpsに対応した機器は存在しないのです。

現在NURO光で提供しているネットワーク機器の最大速度
有線LAN:最大1Gbps
無線LAN(Wi-Fi):最大450Mbps (0.45Gbps)

有線LANとWi-Fiの速度の限界

このように、いくらインターネット側の回線が速くても、パソコンで利用できる最大速度は最大でも1Gbpsに落ち込んでしまいます。

それでは、NURO光の2Gbpsは意味が無いのでしょうか?

auひかりでも最大1Gbpsを提供しているので、パソコンで1Gbpsまでしか使えないのであればauひかりと変わりないではないか!
と言う疑問が生まれます。

しかし、実際はauひかりや他社の光よりNURO光の方が、理論上パソコンで利用できる速度も速くなるのです。
それは次のページでお話しします。

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