NURO光を8階建て以上に導入出来ない訳は?(2)

前頁の説明で、「NURO光では集合住宅であっても戸建てタイプを導入する必要があるため、電柱よりも高い位置に導入する事は出来ない」とご説明しました。
しかし、フレッツ光など他社のサービスで戸建てタイプを集合住宅に導入する場合の条件と大きく異なっています。

集合住宅で戸建てタイプを導入する場合「フレッツ光とNURO光の条件」

フレッツ光 NURO光
導入位置 概ね5階まで 5階まで
建物の高さ ほぼ無制限 7階建てまで

フレッツ光は建物の高さに関係なく、導入部分が低ければ導入可能ですが、NURO光は導入部分が低くても建物自体が8階建て以上だと申し込み出来ません。

しかも、フレッツ光の場合、高さとして概ね5階までとなっていますが、
実際、導入部分が6階や7階でも申し込み自体は受け付けてくれます。
申し込みをした後、現地調査で工事の可否が分かるようになっています。

しかし、NURO光は申し込み自体受け付けてくれないので8階建て以上の集合住宅への戸建てタイプ導入は100%不可となってしまいます。

同じ方法で光ファイバーを導入するのに他社の条件と大きく違うのはなぜでしょうか?
当サイトでもかなり調べましたが、理由が一般的に公開されていないため、明確な答えは見つかりませんでした。

ここからは、当サイトでの推測の範囲をご紹介します。

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自社の光ファイバーを持たないSo-netが回線事業者としてサービスを提供するためには、NTTの力を大きく借りなければなりません。
そのため、このような面倒な工事が必要になってしまうのです。

おそらく、この光キャビネットを取り付ける上で、建物の構造的な問題が発生し、8階建て以上の建物に導入が出来ないのではないかと推測ができます。
現に、集合住宅で建物が大きくなってくると、MDFと呼ばれる配電盤を設置して、そこから電話回線などの配線が各部屋まで接続されています。
光キャビネットの取り付けが必要となってしまうと、電話の配管を使って光ファイバーを引き込む場合、MDFの配電盤が障害になってしまう可能性もあるでしょう。

アパートなどの小さな集合住宅であれば、戸建てタイプと同じように、MDFを設置せず、建物の外壁に直接電話の保安器を設置し、そこから電話の配管が伸びている事が多いと思われます。

実際にYahoo!BB光(2009年に新規申し込み終了)もかつて、NURO光と全く同じ方法での工事が必要でした。
こちらの導入条件も2階建て以下の集合住宅に限定されていました。

  • 他社光と工事方法が異なり、光キャビネットを利用する都合上、電話の配管の入口が建物の外壁に付いている必要がある。
    (MDF配電盤が存在しない建物に限られる)

しかし、これでもまだ謎が残ります。
光キャビネットの設置の関係で高い位置に引き込みが出来ないのは理解できます。
建物が大きくなれば電話の配管を利用する際、MDF配電盤を経由する必要があるので光キャビネットの設置が困難なのも納得できます。

それなら、電話の配管を使わずにエアコンのダクトなどを利用する事も出来るはずです。
これなら、導入部分さえ低ければ、やはり建物の高さは関係が無いということになります。
それでは、なぜ建物の高さが関係あるのでしょうか?

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