プロバイダと回線事業者は何が違う?

インターネットの契約をする際、一番ややこしいのがプロバイダと回線事業者です。
NTT系の回線であるフレッツ光ではプロバイダ契約とフレッツ光の契約が別々になっており、料金も別々に請求されます。

KDDIの光の場合、回線はauひかりですが、複数のプロバイダに対応しています。
しかし、料金はプロバイダも回線も一緒に請求されます。

また、プロバイダも回線も全く同じ事業者によって運営されている場合もあります。

それでは一体これらの違いは何なのでしょうか?

プロバイダと回線事業者の違い


プロバイダと回線事業者が分かれている理由

プロバイダと回線事業者の違い

まず、回線事業者とは何かを説明します。
簡単に言うと、物理的な回線を提供している事業者となります。

NTTのフレッツ光であれば、光ファイバーや宅内に設置するネットワーク機器などを提供しています。

以下のような会社が回線事業者と言われています。


NTT フレッツ光
KDDI auひかり
So-net NURO光
コミュファ光

この他にも電力会社が提供している地域限定サービスなども複数存在します。

それではプロバイダとは何でしょうか?
こちらも簡単に説明すると、インターネットの信号を流しているサービスです。
インターネットは物理的な回線だけあっても、接続する事が出来ません。
そこで、プロバイダと契約することで回線にインターネットの信号を流してもらい、インターネットに接続する事が出来ます。

プロバイダは日本に何百社も存在します。
以下の会社は大手プロバイダの一例です。

OCN、
Yahoo!BB、
plala、
So-net、
@nifty、
BIGLOBE、
ODN、
DTI、
hi-ho、
WAKWAK、
BB.excite、
auonenet

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プロバイダと回線事業者が分かれている理由

それでは、なぜわざわざ回線とプロバイダの2社でインターネットを提供する必要があるのでしょうか?
その理由はインターネットが始まったばかりの1990年代、ダイアルアップに理由があります。

当時、一般家庭の通信手段と言えば、家の固定電話しかありませんでした。
そのため、インターネットに接続するのにも、この電話回線を使うのが一番簡単な方法です。

しかし、電話はあくまで電話なので通話しか出来ません。
そこで、インターネットに接続するためには、別途インターネットの契約が必要になります。

そのため、インターネットサービスを提供しているプロバイダと契約することでインターネットの接続が可能になります。
ここでインターネットの契約はプロバイダ、電話の契約が回線事業者となりました。


インターネット契約 ⇒ プロバイダ契約
電話の契約 ⇒ 回線事業者との契約

つまり、電話しか出来ない回線事業者でインターネットを使うために、プロバイダ契約をする必要が出てきました。

当時の電話回線はご存じのとおりNTT一社で提供されていました。
そのため、NTTだけがプロバイダ事業も行えば、プロバイダと回線事業者が分かれてしまうも無かったと言えます。

しかし、NTTだけがプロバイダ事業を行ってしまえば、独占禁止法に間違いなく引っかかるでしょう。
しかも、競争が無くなり日本でここまでインターネットが普及する事もなかったかもしれません。

他社の通信事業者がNTTのように電話回線を新たに各家庭に引くのも不可能な話です。
そのため、あらゆる事業者がインターネット事業を始めるためには、「NTT一般加入電話」と呼ばれる回線事業者を利用し、インターネット事業(プロバイダ)を展開する事が必須でした。

プロバイダと回線事業者の契約を分けると言う、利用者にとって非常に分かりずらいサービス提供方法が競争を促進し、
日本を世界に誇るインターネット大国に押し上げた要因の一つとも言えます。

NURO光は一体型サービス

上記の説明でNURO光は回線事業者と説明しましたが、正確に言うとプロバイダと回線が一体となったサービスです。
プロバイダと回線一体型サービスとしては電力会社などが提供する光サービスなどが代表的です。
例えば、関西エリアで人気のあるeo光、その他にPIKARAやBBIQ、MEGA EGGなどが回線とプロバイダが一体となったサービスです。

このようなサービスの場合、プロバイダと回線を全く意識する必要は有りません。
フレッツ光のようにプロバイダと回線事業者の2箇所に料金を支払う必要なども無く、プロバイダも選択する必要が無いので、きわめてシンプルで分かりやすくなります。

NURO光の場合、元々プロバイダであったSo-netが提供しているサービスなので、NURO光に申し込むと必然的にSo-netがプロバイダとなります。

また、この契約に関して、どこの窓口で申し込みをしても、So-netと契約することに変わりはありません。
NURO光の申し込みをする窓口で唯一違ってくるのがNURO光のキャンペーン内容です。
窓口によってキャッシュバックの金額などが大きく変わってくる上にキャンペーンの適用条件も全く違います。

NURO光に申し込む際はキャンペーン内容に注意して申し込みましょう。

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